うなぎは食べず嫌いだった

うなぎは食べず嫌いだった

子どものころは、あまりうなぎが好きではありませんでした。さかなが大好きで、特にうなぎが大好物だった母は、よくうなぎを買っていましたが、どうもうなぎの身が苦手な私は、ほかほかご飯にのっかったかば焼きに、たっぷりとタレがかかった鰻丼をせっかく出してもらっても、うなぎは妹たちにあげてしまって、うなぎのタレだけがかかった、茶色いごはんだけを食べて満足していましたし、母と同じくうなぎが大好きな妹たちは、かば焼きを喜んで食べてくれていました。そんな子ども時代でしたが、ちょっとしたきっかけで「うなぎって美味しい」と目からウロコが落ち、開眼する日がきました。仕事のつきあいで食事をすることになり、どうしても食べなければならなかったのです。ところがどうでしょう。イヤイヤながらも食べてみると、その美味しいことと言ったら。今まで食べず嫌いできたことをとても後悔しました。それ以来、うなぎというと、家族の中では、妹たちの分まで狙うほど、うなぎが大好きになってしまいました。誰にでもあると思うのですが、何となく見た目が気持ち悪いとか、色や模様が変だからとか、匂いが嫌いとか、さまざまな理由で、食べられない、食べたくないものがあるかと思います。しかし、まだ口にしたことがないまま「嫌い」と言って食べていないのでしたら、一度勇気を出して食べてみてはどうでしょう。私のうなぎがそうであったように、もしかしたら単なる食べず嫌いだったことがわかるかもしれません。「嫌い」が多いより「好き」が多い方が、絶対に幸せも多いはずです。

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